経験から考える楽な授乳姿勢は?授乳が楽になるコツも紹介します

授乳
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  • 授乳はオムツ替えと同様、生まれたての赤ちゃんとママのコミュニケーションをとる大切な時間です。しかし、授乳する日々が続くうちにさまざまな悩みが現れます。その中のひとつが「授乳時の姿勢」ではないでしょうか。私も慣れるまでの約半年くらいの間、試行錯誤しながらさまざまな姿勢を試し続けました。その結果からわかった、楽な授乳姿勢とそのコツを紹介します。

赤ちゃんの授乳姿勢は何種類?

赤ちゃんの授乳姿勢にはいくつかの種類がありますが、私が出産した参院で指導された授乳姿勢は、以下の4種類でした。

  • 横抱き
  • 交差横抱き
  • 脇抱き
  • 添い乳

授乳姿勢を選ぶコツは、とにかくママも赤ちゃんも楽と感じる授乳姿勢を選ぶことが大切です。とくに新生児のうちは授乳回数が多いため、選ぶ授乳姿勢が悪いと肩こりや腰痛などに悩まされる原因になります。

個人差はありますが授乳期間は出産から約1年ほど続き、0歳児育児において占める割合も大きいため、ママが楽な授乳姿勢を見つけることは、育児負担を軽減することにもつながります。

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授乳姿勢ごとのメリットとデメリット

授乳姿勢を選ぶ際には、姿勢によってどんな違いがあるのか知った上で選ぶのがおすすめです。そこで、私自身の体験も交えながらそれぞれの授乳姿勢ごとに、メリットとデメリットを詳しく紹介します。

横抱き・交差横抱き

横抱きは授乳姿勢の中で一番よく知られている授乳姿勢ではないでしょうか。そんな横抱き・交差横抱きのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット:どこでもできる授乳姿勢であること
  • デメリット:腕や手への負担が大きいこと

横抱き・交差横抱きはどこでもできるほか、疲れたら反対の腕に変えれば長時間の授乳が可能点もメリットです。授乳するおっぱいとは逆の手で赤ちゃんの頭を手で支える交差横抱きの場合は、授乳するおっぱいまで赤ちゃんを引き寄せやすく、授乳に慣れていない新生児の授乳にもおすすめの姿勢になります。

しかし首が座るまではママの腕や手で支える必要がある姿勢なので、慣れるまでは腕力がないと大変かもしれません。私は腕力不足か支え方が悪かったのか、腕にアザができたこともありました。

脇抱き

脇抱きはその抱き方から、別名「フットボール抱き」とも呼ばれます。赤ちゃんをラグビーボールのように脇の下に抱えて授乳する、ちょっと変わった授乳姿勢です。

  • メリット:腕への負担を軽減しながら授乳できる、おっぱいをうまく吸えない赤ちゃんにも有効
  • デメリット:授乳クッションがないと取りにくい姿勢なので、場所を選ぶ姿勢

脇抱きはお腹に赤ちゃんが触れないので、帝王切開で出産したママにもおすすめの授乳姿勢です。私はまさに帝王切開で出産&我が子がおっぱいもうまく吸えなかったため、早々に脇抱きをすすめられました。

実際試してみると、お腹の傷に負担もかかりませんし、横抱きほど腕の力を使わずに赤ちゃんの体を支えられるので確かに楽です。双子の場合は両脇に抱えることで、同時授乳も可能になるとか。

ただし片手だけで赤ちゃんを支える必要があり、体が柔らかい新生児のうちは気を使います。また授乳クッションがないと、赤ちゃんの体を支えにくいのがデメリットといえます。したがって外出時の横抱きは難しいでしょう。

▼帝王切開の予後についてはこちら

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添い乳

添い乳はその名の通り、添い寝で授乳する方法です。

  • メリット:起き上がらなくても授乳できる
  • デメリット:注意して授乳しないと窒息の危険が伴う

添い乳のメリットは何といっても「起き上がらなくて良い」ことです。夜間授乳の日々が長くなってくると、だんだん疲れが溜まってきて起き上がるのがつらくなります。そんなときに横になったまま授乳できること自体が重宝するからです。

したがって疲れているときや眠いとき、脇抱き同様お腹に負担がかからないので、帝王切開で出産したママにもおすすめの姿勢でしょう。我が子は添い乳で寝かしつけると背中スイッチが発動せずに済むので、私は寝かしつけの際にもよく使います。

ひとつ他の授乳方法と大きく異なるのは、授乳の間に眠ってしまい赤ちゃんの上に覆いかぶさってしまうと窒息の危険があることです。疲れているときはママも授乳中にうたた寝してしまうかもしれませんが、添い乳しているときは眠らないよう注意が必要です。

楽な姿勢な反面、眠いから添い乳をしているのに眠れない状況になってしまう点は、ある意味デメリットになるかもしれませんね。

結局一番楽な授乳姿勢は?

授乳姿勢の中で、私が一番楽だと思う授乳姿勢は「添い乳」です。

新生児から昼夜問わず続く頻回授乳で睡眠不足が続いていた頃「もう起き上がれない・・・」と半ば諦めから添い乳を始めたのですが、これが思った以上に楽で衝撃を受けました。

なんとなく「窒息させたら大変」という恐怖感と「寝ながら授乳なんて手抜きなのでは」という謎の罪悪感により添い乳に抵抗があったのですが、もっと早く試せば良かったと思ったのはいうまでもありません。

それ以降は夜間はほぼ添い乳、昼間でもお昼寝の寝かしつけや、自分がちょっと眠いときなど、かなりの頻度で添い乳で授乳をしています。横抱きで授乳していて腕が疲れたら添い乳に切り替えることもあり、日常的に添い乳を使っています。

楽な授乳姿勢を作るコツ

乳児期の育児中は、たとえどんなに疲れていても授乳を止めることはできません。なるべく日々の負担を軽減して少しでも楽に授乳できるようにすると、無駄な疲れをためずにすむのでおすすめです。ここでは私の経験から「楽な授乳姿勢を作るコツ」を紹介します。

授乳で負担がかかる場所を知る

私の経験からいうと、授乳時に負担がかかるのは「首・肩・腕」でした。

特に子どもの首が座るまでは、腕だけでなく手で頭を支えることも多かったため指先にも負荷がかかり、一時軽い腱鞘炎にも悩まされたこともあります。

しかし負担がかかる場所には個人差があるため、必ずしも私と同じ人ばかりではないはずです。そこで、以下の順で自分の授乳方法を振り返ってみましょう。

  1. 自分の授乳姿勢でどこに負担がかかっているか
  2. 負担がかかっている原因を知る
  3. 負担を軽減させる方法を考える

ちなみに私が「首・肩・腕」に負担がかかっていた原因は、子どもと自分の距離が遠いことが原因です。

特に新生児の頃は子どもの身体が小さいので、乳首までの距離が遠くなり背中を丸めて猫背で授乳していました。またその状態で子どもの様子を見ようとのぞき込むような姿勢も多かったので、首や肩にも負担がかかりやすくなっていたのでしょう。

余談ですが私の場合、授乳姿勢そのもので腰痛になることはありませんでした。子どもの体重が重くなってくると、少し負担に感じる程度です。

クッションで負担を軽くする

授乳姿勢を整えるためには授乳クッションをはじめ、クッションを上手に利用するのがおすすめです。

赤ちゃんとママとの距離を調整することで授乳しやすくなりますし、猫背など負担の原因を防いでくれますよ。ここでは私が実際に行っていた、横抱きと添い乳の授乳姿勢の作り方について紹介します。

横抱きの場合

赤ちゃんの口とママの乳首の距離が遠く、猫背もしくは腕で赤ちゃんを持ち上げないとならない場合は、授乳クッションを2個重ね、高さを調整してみてください。

ママの背筋を軽く伸ばした状態で授乳クッションの上に赤ちゃんを乗せて、赤ちゃんの口とママの乳首がすぐ授乳できるくらい近いのが理想です。

これでも少し赤ちゃんの口と乳首の距離が遠い場合は、赤ちゃんの頭の下に赤ちゃん用の枕や折りたたんだタオルなどをはさんで高さを調節してみましょう。

この方法だとママの腕で赤ちゃんの頭を持ち上げる必要なく授乳することができ、腕の負担を軽くすることにもつながります。

添い乳の場合

添い乳の場合はママの首を支えられるようにクッションや枕で高さを調整しましょう。

枕を2個積むなど高さを出すと、肘を使わなくても頭を支えることができるので楽になり、赤ちゃんの顔も見えやすくなり安心です。私は授乳クッションが2つあったので、枕代わりに重ねて使っていました。

また、赤ちゃんが自分で体を支えられない時期は、赤ちゃんの背中に細長い棒状に丸めたタオルを置いて支えにするのも有効です。

タオルの支えで赤ちゃんが横向きを保ちやすくなるので、ママが腕で支えてあげる力も最小限ですみます。

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ママと赤ちゃんに合った授乳姿勢を選ぼう

授乳に追われる毎日だと「いつまでこんな毎日が続くのか」と不安になることも多いでしょう。

しかし、今振り返ると一番大変だったのは新生児の時期だったと思います。なぜなら、赤ちゃんの首が座る、腰が座る・・・と赤ちゃんが成長するにしたがいママの支えは最小限になっていき、授乳姿勢も楽に取れるようになるからです。

赤ちゃんの成長とともに授乳回数も少しずつ減るとともに、ママも赤ちゃんも授乳に慣れていくため、授乳はだんだん楽になっていくはず。

そう考えると大変なのはこの先ではなく、今そのものです。「今日より明日のほうが楽になる」と考えることができたら、少しは気が楽になるのではないでしょうか。

一番大変な時期を少しでも楽に乗り切る方法のひとつとして、授乳姿勢の見直しもぜひ試してみてくださいね。

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