
おしりふきって
種類ありすぎじゃないですか?
おしりふきって、紙おむつと同様に「で、結局どれを選べばいいの?」って言うくらい、いろいろな商品がありますよね。(そう思うのは私だけ?)
店頭でも、ネットでもいろいろあって、見れば見るほど決められないループに・・・。商品が多いということは選択肢も多いということだけれど、悩みの種にもなりやすいんですよね。
そんな自身の経験から編み出した、私が思う「おしりふきを選びやすくする3つのポイント」を紹介します。もし今、おしりふき選びで悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おしりふきを選ぶポイントは3つだけ

おしりふきを選ぶときに
押さえるべきポイントは以下の3つ!
- 厚手か薄手か
- 枚数が多いか少ないか
- 水99%かそれ以外か
項目ごとに、自分はどちらを希望するか決めるだけ!どうでしょう?簡単ですよね?
そもそも選ぶときに悩んでしまうのは「おしりふきにどんな種類があるのか」「自分に合うおしりふきがどんなものなのか」がわからないことが原因。自分の希望が、3つのポイントのどちらに当てはまるかを考えるだけでグッと選択肢が狭まり、自分の希望するおしりふきに近づけるという訳です。
多いのは「商品」であって「種類」ではないということがわかれば、かなり選びやすくなると思いますよ。
ただ、上の3つのポイントからどちらかを選ぶ前に、それぞれのメリット・デメリットも知っておきたいですよね。続いてそれぞれのメリットとデメリットを紹介しましょう。
おしりふきは厚手と薄手どちらが良い?
厚手シートと薄手シートのメリット・デメリットを簡単にまとめると、以下の通り。
厚手 | 薄手 | |
メリット | 乾燥しにくい
(便など)直に触れる感触は和らぐ |
1枚あたりの単価が安い |
デメリット | 1枚あたりの単価が高い | 乾燥しやすい
(便など)直に触れる感触がある |
見ていただいてわかるように、厚手シートと薄手シートのメリットは表裏一体。この中で自分はどちらが好みかを選んで行きますが、その際に気になるのがデメリットでしょう。そこで、選ぶ際にはメリットを見るより、デメリットを解消できそうかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。
例えばコスパ重視なら薄手一択ですが、乾燥しやすいというデメリットが気になるなら乾燥させないように使うことで問題解決できるかもしれません。
コスパが良いほうが良いけれど、直接触っている感触があるのは気になるなら、厚手のほうが向いているかもしれませんね。
このようにデメリットを解決した上でメリットがあるほうを選ぶと、より自分にメリットの大きいおしりふきを選ぶことができます。
おしりふきの枚数は多いほうがお得?少ないと損?
コストパフォーマンスの面から言うと、枚数は少ないよりは多い方が良いのは明白。自分の経験からいっても、特に頻繁におむつ替えする新生児〜1歳までは、コスパ重視で選んでも良いと思っています。
ひとつ注意したいのが、コスパの良い商品の中には見た目のパッケージのサイズ感は同じでも、中身のおしりふきシートのサイズが少し小さめな商品があることです。(経験談)
おしりふきシートのサイズが小さいと1枚で十分に拭ききれず、余分に枚数を使いがち。(実際そうだった)そうなると、思ったほどコスパが良くならないという悪循環に。
もしコスパを最重視する場合は、枚数と同時におしりふきのサイズ感もチェックするのがおすすめです。多少の枚数の違いなら、枚数少なめでも大きさのある商品を選ぶのも手だと思います。
2歳以降は枚数が多い=コスパが良いとも限らない
おむつ替えの回数が減り、おしりふきの使用頻度が下がってくる2歳以降は、枚数の多さだけにこだらなくても良いというのが個人的見解です。この時期は枚数の多さよりも、いかに無駄なく拭け、使い切れるかを基準に選んだほうがコスパが良いと感じるからです。
例えば薄手シートの枚数が多い商品を例にとりましょう。使用する枚数が減るということは長持ちするという意味でもあるので、一見よりコスパが向上したように思いますよね。
しかし、使用頻度が減ったことで、シートを使い切るのに以前より時間を要するため、使い切る前に乾燥してしまうリスクも高まります。本来長持ちするはずでも、途中で乾燥して使えなくなってしまえば元も子もありません。
この場合、枚数が少なくても乾燥しにくい商品を選んだほうが、最終的にコスパが良くなる、というようなイメージです。
また2歳頃になると、便が大人のような臭いになり、量もしっかりしてきます。個人的に薄手シートより厚手のシートのほうが便を直接触っている感触が和らぐので、子どもの成長と共に厚手シートのほうが拭き心地が良く感じるようにました。
このように単純に価格のコスパだけでなく、使用感でもコスパが良いかどうかを考えて選ぶのが、一番損しないおしりふきの選びかただと思います。
水99%かそれ以外の違い
おしりふきなどで良く見る「水99%」。中には99.9%と書いてあるものもありますよね。そもそもと「水99%」は何を意味しているのでしょうか。
成分の99.9%が純水からできたおしりふきです。
純水以外の薬液を抑えた処方だから(0.1%以下)、肌の厚さが大人の2分の1と言われる、敏感なあかちゃんの肌にもやさしいおしりふきです。
純水以外の薬液とは、主におしりふきシートをカビなどからを防ぐ防腐剤のことを指します。つまり「水99%」とは、防腐剤を極力最低限にしたおしりふきということです。赤ちゃんの肌は大人より敏感で、些細なことで荒れたり赤くなったりすることがあるため、そういった心配を小さくした商品と言えるでしょう。
「水99%」以外の商品では、防腐剤とそれ以外の成分の割合を表記していないため、どれくらい防腐剤が使用されているかは分からないというデメリットがあります。
「水99%」表記がないからと言って、赤ちゃんの身体に影響があるほどの大量の防腐剤が使用されているとは考えにくいですが、心配な場合は「水99%」タイプのほうが安心ではないでしょうか。
赤ちゃんとママに合うおしりふきを選ぼう!
おしりふきを選びやすくする3つのポイントを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。これだけで選べないかもしれませんが、この3つのポイントで候補を絞り込むことに意味があります。
細かいこだわりは、上で紹介した3つのポイントで方向性を絞り込んだ上で選ぶとかなり選びやすくなりますよ。この記事が、自分に合うおしりふきを見つける一助になれば嬉しいです。
また、今回は長くなってしまったので書けませんでしたが、次回は私が思うおすすめおしりふきについても書いてみたいと思います。
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