寒くなってくると、赤ちゃんの防寒のために帽子を準備しようか検討するママも多いでしょう。せっかくなら温かさだけでなく、かわいさも兼ね備えている帽子を選びたいもの。そんな赤ちゃんにおすすめなのが「どんぐり帽子」です。
どんぐり帽子はとはその名の通り、どんぐりのカサのような形の帽子のことで、手編みで作ることもできます。私は去年の冬にどんぐり帽子の存在を知り、編み物初心者ながら編んでみたのですが、これが抜群にかわいい!
どれくらいかわいいのかというと、どんぐり帽子をかぶった我が子とすれ違った見知らぬ人が、思わず「かわいい・・・」とつぶやくほど。
そんな「赤ちゃんの帽子 個人的おすすめランキングNo.1」のどんぐり帽子の編み方と、実際編んでみてわかった上手に編むためのコツについて紹介します。
そもそも赤ちゃんに帽子は必要?
個人差はありますが、生後間もない赤ちゃんは髪が薄く、頭皮がむき出しの状態なのが一般的です。
我が子は特に薄い方で、生まれた直後はまるで某お味噌メーカーのキャラクター、マ◯コメそっくり。生後7ヶ月くらいまでは髪が薄いままでした。
そんな赤ちゃんのデリケートな頭皮を守るためにも、髪が生えるまでは季節問わず赤ちゃんの帽子はあった方がおすすめです。
髪が長くなってからも夏は日差しから、冬は寒さから赤ちゃんを守ってくれます。
初心者でも大丈夫!どんぐり帽子を編もう
では早速、赤ちゃんのどんぐり帽子を編むために必要な道具や材料、編み方について紹介します。
どんぐり帽子に必要な材料・道具
毛糸を含めて必要な道具は、すべて100円ショップで購入できます。
- 毛糸(左)
- 毛糸の太さに合わせたかぎ針(中央)
- フックタイプの目印リング(右上)
- とじ針(右下)
100円ショップでもかわいい色やデザインの毛糸がそろっているので、一度お近くの100円ショップで探してみましょう。個人的には道具はダイソー、毛糸はセリアでそろえるのがおすすめです。
特にかぎ針はダイソーのほうが軸が太いので、長時間編んでも疲れにくいのでおすすめです。
ちなみに毛糸は写真のものを好んで使っています。セリアで販売されている「cake」という、1玉のなかで糸が同系色のグラデーションに染められているのが特徴の毛糸です。
通常、編み物でボーダー柄を編むにはその都度毛糸の色を変えて編んでいく必要がありますが、「cake」ならそのまま編んでいくだけで自然とボーダー柄に編める仕組みになっているので、毛糸を変える手間が省けるのが魅力。ボーダー好きの方には一度試してみてほしい毛糸です。
初心者向けのどんぐり帽子の編み方を選ぶ方法は?
「どんぐり帽子」といっても編み方にはいろいろな方法があり、編み方が紹介されている本やブログによって内容も違います。
経験者ならその中から自分好みのものを選ぶことは簡単ですが、初心者はまず編み図の内容がわからなかったり、紹介されている編み方の難易度も判断できず、迷ってしまいがちです。
そもそも紹介されている編み方が、自分でも編めるのか判断できないという問題もあります。そこで初心者におすすめしたいのが、Youtubeの編み物動画です。
動画なら写真や文章だけでは伝わりづらい細かな部分まで理解しやすいことや、実際に指の動きを見ながら編むことができるのが初心者には1番のメリットでしょう。
わからない部分を繰り返し見ることも可能なので、多少難しい編み方だったとしても繰り返し練習しやすい点も初心者向きだと思います。
私はhappyknittingmama/ハピママさんの動画を選んで編みました。かぎ針編みの「長編み」と「細編み」の2つの編み方だけで編めるので、かぎ針編み初心者の私も編みやすかったです。
ハピママさんの動画は編みかたの解説が丁寧で、話しかたも聞き取りやすいので、ほかの編み物でも参考にさせていただいています。
しかし2つの編み方だけで編める簡単な作り方のはずなのですが、わかりやすいハピママさんの動画をもってしても長編みの編み方が何度動画を見ても良くわからず・・・そこでかぎ針編みの編み方だけを解説した以下の動画で、集中的に練習することにしました。
私はこの動画でわかるまで練習することで、無事長編みを編めるように。もし長編みが良くわからない!つまづいている!という場合は、参考にしてみてください。
編み物の失敗を減らす編み方のコツ
初心者に失敗はつきものなのである程度は仕方ないですが、失敗はやる気をダウンさせてしまう面もあります。誰でも失敗はできるだけ少なくしたいのが本音でしょう。
そこで実際の経験から私が導き出した「編み物初心者の失敗を減らすコツ」は、以下の3つです。
- 1段ずつ、編み目の数を確認しながら編む
- 目印リングを活用する
- 力みすぎない
- 編み目の数を確認せずに編み進めて、完成間近でつじつまが合わなくなる
- 目印をつけずに編み進めた結果、目が飛んだり増えたりしていた
- 力の入れ具合がわからず全力で編んでいたため、腱鞘炎になりかける
編み物に限らないことですが、個人的に初心者がやりがちな失敗というのは、まだ慣れていないのに工程を省こうとしたり、完成を焦るあまり行うべき工程を飛ばしたりすることで起こるように思います。
面倒かもしれませんが、ひとつひとつ丁寧な仕事を積み重ねたほうが編み物の失敗は最小限ですみ、完成への近道にもなるでしょう。
編み物の場合、たとえ失敗しても、ほどけば一から編み直すことは可能です。しかし編んだものをほどいて無に帰す虚しさ、また同じ工程を繰り返さなければならない絶望感は半端ではありません。(ただ、このように失敗することが同時に上達のコツでもあることは否定できないのですが・・・)
初心者ならとにかく焦らず、落ち着いて、丁寧に編むことを心がけましょう。わからなくなったら、わかるところまで戻ることも大切です。
どんぐり帽子で赤ちゃんをもっとかわいく!
冬になれば月齢問わず、防寒のため帽子をかぶせることになるので、せっかくなら手作りでどんぐり帽子を編んでみてはいかがでしょうか。
ママの手作りは記念にもなりますし、かぶせたときのかわいらしさに今まで以上に赤ちゃんにメロメロになること間違いなしです!
毛糸の材質をコットンやリネンに変えれば、夏向けの帽子にアレンジすることもできるので、季節に合わせた素材で作ってみてくださいね。
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